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「ふたば系ゆっくりいじめ 1022 どすおい/コメントログ」 すこしは考えて物書いてほしい。 -- 2010-06-16 04 29 12 気持ち悪い。地元に似たような祭りがあるんで、馬鹿にされた気がした。 -- 2010-07-08 22 42 27 わけもわからず追い込まれるドスがおもしろかった -- 2010-08-23 03 44 35 ドスは他の群れとの横のコネクションがありそうだから、この祭りのことは分からんもんかねぇw -- 2012-09-14 12 50 59 オンバァァァァァァスィィィィィらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! -- 2013-07-21 04 53 57
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とある豊かな森の奥深くに、静かに暮らす二匹のゆっくり一家が居た。 この親ゆっくりのゆっくりゆかりんはゆっくりにしては相当長生きしており、 既に自力で餌を取りに行く事も出来ず、子供のゆっくりらんに面倒を見て貰っていた。 元々は下の子であるゆっくりちぇんと一緒に、二匹でゆかりんの世話をしていたのだが、 ちぇんは長雨が続いた時に巣の中で跳ねて遊んでいる際、うっかり壁に激突して死んでしまった。 それ以降らん一匹で食糧の備蓄とゆかりんの世話を全てこなしていた。 ゆっくりの天敵になるような動物が少なく、食糧が豊富な森に住んでいるからこそ、辛うじてこの生活は成り立つのだった。 だが、そんな大変ながらも幸せな生活にも終わりが近付いていた。 ある晩、寝る前にゆかりんはらんに宣言した。 「らん、よくきいてね。ゆかりんはもうすぐずっとゆっくりすることにするよ」 ずっとゆっくりする。これはゆっくりに取っては、死ぬという意味合いの言葉である。 特に外敵に襲われたり飢えたりして死ぬのではなく、天寿を全うするという場合に使われる。 らんもその時が近いと薄々感じていたのか、特に取り乱す事も無く、静かに問いかける。 「あとどれくらいいっしょにゆっくりできるの?」 「おひさまがあとさんかいのぼっておちるころだよ。そしたらゆかりんはずっとゆっくりするよ」 「あとさんかい……」 「なかないでねらん。ゆかりんはらんといっしょにすごせてとってもゆっくりできたよ」 「うん……らんもおかあさんとくらせて……すっごくゆっくりできたよ……!」 その晩、二匹はぴったりと寄り添って眠った。 翌朝、いつものように二匹で朝食を済ませて、らんは狩りに出かけた。 本当は残り少ない時間をずっとゆかりんと過ごしたかったのだが、 いくら森が豊かだとは言ってもそんな風にのんびり過ごせる程余裕がある訳でもない。 だからせめて、ゆかりんの好きな食べ物をうんと持って帰ってあげようとらんは張り切っていた。 ふと見ると、ある木にゆかりんの好物の木の実がなっていた。 (あれをもってかえったらきっとおかあさんはうんとゆっくりできるよ!) だが木に登って取ってくる等という事は、体に対して大きな尻尾を持つらんには到底不可能だ。 そこでらんは、余程の事が無ければ使わないようにしている奥の手を使う事にした。 ゆっくりらんの尻尾の中にはぎっしりと米粒が詰まっており、それを口から吐き出す事でちょっとした飛び道具になるのだ。 瑞々しく熟した木の実に当てれば、木から落とす事も不可能ではない。 「すぅ~~~…………」 らんは大きく息を吸い込み、しっかりと狙いを定めて、 「ぷっ!!」 勢い良く米粒を吐き出した。 尻尾から米粒が抜けていく僅かな喪失感と同時に、『これは当たる』という確かな手ごたえをらんは感じた。 だが運悪く風が吹き、米粒は狙いを大きく逸れて跳んでいった。 「ゆっ! ……かぜさん、ちょっとでいいからゆっくりしててね!!ぷんぷん!!」 軽く愚痴をこぼして風がやむのを待ち、再度息を吸い込み、吐き出した。 「すぅ~~~…………ぷっ!!」 今度は風が吹く事もなく、見事木の実に命中した。だが木の実は僅かに揺れはしたものの、落ちてくる事は無かった。 「ゆぅぅ……もっとちからいっぱいやったらおちそうだね! きのみさんゆっくりおちてきてね!!」 「すぅ~~~~~~~~~…………ぷぅっ!!!」 発射。今度は先の発射よりずっと勢いが付いている。『これならきっと落ちる!』らんはそう確信した。 だが、通常よりもずっと力を入れてしまったせいで口元が狂い、米粒は明後日の方向に飛んでいった。 「またしっぱいしちゃった……あんまりうつとゆっくりできなくなっちゃうよ……つぎでさいごだね!!」 大きく大きく息を吸い込み、今度は外さぬようしっかりと狙いを定める。 「すぅ~~~~~~~~~……………………ぷぅっ!!!」 吐き出された米粒は、今度こそ木の実に命中し、ブラブラと大きく木の実を揺らし、落とした。 「やったよ! これでおかあさんにゆっくりしてもらえるよ!! はやくもっていってあげるよ!!」 嬉しさを全身で表現するかのように元気良く飛び跳ねるらんを、森の生き物達が見送っていた。 翌日、らんはとても上機嫌で狩りに出掛けていた。 (きのみをたべて、おかあさんすっごくゆっくりできてたよ! きょうもゆっくりさせてあげるよ!) またあの木の実を採ろうと木の方へ向かうと、木の周辺に数匹のゆっくり達がたむろしていた。 「みんなおはよう! ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっ? ゆっくりしていってね!!!」 一斉に挨拶を返すゆっくり達。皆この付近に住んでいるゆっくりであり、らんも度々顔を合わせる事があった。 「みんなもきのみをとりにきたの?」 「ちがうよ! きのうからひとりかえってこないこがいるからさがしにきたんだよ!!」 「それはたいへんだね! らんもてつだってあげるよ!!」 「だめだよ! らんはゆかりんおかあさんがいるでしょ! ゆっくりごはんをもっていってあげてね!!」 「ゆぅ……わかったよ! てつだってあげられなくてごめんね!!」 「きにしちゃだめだよ! それじゃあれいむたちもういくよ!!」 「ゆっくりがんばってね!!」 ぞろぞろと移動するゆっくり一家を見送ると、らんは木の実がなっていないか探し始めた。 だが、前日落とした木の実が最後だったのか、もうその木に木の実を見つける事はできなかった。 仕方なく他所へ餌を探しに行き、前日とは別の種類のゆかりんの好物を発見した。 やはりらんには登れない木の上に成っていたので、前日と同じく米粒で落とす事にした。 「ゆぅ……きのうたくさんうっちゃったからきょうはいっかいでおとすよ!!」 大きく息を吸い込み、慎重に狙いを定め、米粒を打ち出すその瞬間、 蝶が顔の前をひらひらと舞い、米粒は明後日の方向へ飛んでいった。 「せっかくおとせそうだったのに……むしさんはゆっくりたべられていってね!!」 一度しか無いチャンスを潰されて腹を立てたらんは、ひらひら飛んでいく蝶を追いかけて走り出した。 「ゆっぷ! すてっぷ! ……ゆーるいす!!」 蝶に追い付き、大きくジャンプして空中で捕食し、着地した目の前には先程のゆっくり達が居た。 「ゆ? またあったね! みんなゆっくりしていってね!!!」 「ゆっ! ゆっくりしていってね!!」 「さがしてるこはみつかった?」 「まだみつからないよ! しかもまたひとりはぐれちゃったよ!」 「ゆっ?」 よく見てみると、確かに先程より一匹少なくなっている。 どうやら居なくなったのは一家の中で一番やんちゃな子ゆっくりの様だ。 「さがすのてつだおうか?」 「もうきょうはつかれたからゆっくりかえるよ! きっとあしたになったらかえってくるよ!」 「……そうだね! らんもゆっくりかえることにするよ!」 どう考えてもそれは無いだろうとらんは思ったが、流石に口にする事はせず、一家とその場で別れた。 木の実は手に入らなかったが、十分な量の食料を手に入れる事は出来た。 (あしたにはおかあさんはずっとゆっくりするんだね……よし、あしたはずっとおかあさんといっしょにいるよ!) 翌日。 らんはゆかりんと朝食を摂った後狩りには出かけず、ずっとゆかりんと話をしていた。 自分が生まれた時からこの日までの沢山の思い出を一つ一つ話していた。 辛く悲しい出来事も沢山あったが、それでもゆかりんと一緒に過ごせた時間はとても幸せでゆっくり出来た日々だった。 話がひと段落付いて昼食の用意をしようとした時、外かららんを呼ぶ声が聞こえてきた。 「なんだろう? ちょっといってくるね!!」 らんが外へ出るとそこには数匹のゆっくりの親子がいた。 居なくなった子供を捜している親子だった。 「ゆっくりしていってね!!」 とりあえず挨拶をするが、親子は一匹も返事をしない。 代わりに帰ってきたのはある質問だった。 「らん……きのうのきのうのひに、きのうあったきでなかみをうった?」 木の実を落とした時の事を聞かれたのだとすぐに気付き、何故そんな事を聞くのか不思議に思いながらも答える。 「うん、うったよ! きのみさんをおとそうとし」 「やっぱりらんがれいむのこどもをころしてたんだね!!!」 「ころした? なにをいってるのれいむ? それよりこどもはみつかったの?」 「とぼけないでね!! こどもたちはらんがころしたんでしょ!! ちゃんとみたこがいるんだよ!!」 「たしかにみたんだよー! きのうも、きのうのきのうも、そこのらんしゃまがなかみをうちだしてたんだよー!」 目撃ゆっくりは一人暮らしをしているゆっくりちぇんだった。 最近この森にやってきたばかりらしく、らんは会うのは初めてだった。 「へ、へんなこといわないでね!! らんはただきのみさんをおとそうと」 「それでこどもたちになかみをぶつけてころしたんでしょおお!!」 その瞬間らんは気付いた。昨日も一昨日も、確かに米粒を外していた。 その外れた米粒が、偶々通りがかったゆっくりに当たって死なせてしまったのだと。 「わ……わざとじゃなかったんだよ!! こどもたちがちかくにいるなんてしらなかったよ!!」 「そんなことしらないよ!! このゆっくりごろしのらんしゃま!! れいむのこどもたちをかえしてね!!」 「しょうだしょうだー!」 「おねえしゃんをかえしちぇね!!」 「ゆっくりしないでいもうとをかえしてね!!」 「おねーちゃんはとってもゆっくりしてたのに!!」 「わかるよー!! このらんしゃまはらんしゃまなんだねー!!」 「ゆ、ゆぅぅ……」 確かにこの一家の言う通り、理由はどうあれらんが子供達を殺したという事実は揺るがない。 らんは妹のちぇんが死んでしまった時とてもとても悲しかった。 その悲しみを自分が目の前の一家に与えてしまったのなら、言い訳をしても許してもらえないだろう。 一家の悲しみを考えれば、乱射魔という、ゆっくりらん種にとって最悪の暴言であっても耐える事は出来た。 「なんとかいったらどうなのらんしゃま!!」 「しょうだしょうだー!」 「はやくおねえしゃんをかえしちぇ!!」 「おへんじくらいしてね!!」 「らんしゃまはゆっくりしないでね!!」 「いいことおもいついたよー! このらんしゃまをゆっくりできなくすればこどもたちもよろこぶよー!」 「や、やめてね!! おわびはなんでもするよ!! でもきょうだけはゆっくりさせてね!!」 慌てて懇願するらん。今後どんな報いを受けても仕方が無い。 けれどせめてゆかりんを看取る事は許して欲しい。 そう、怒り狂う一家に必死で伝えるが、被害者側である一家がその様な言葉を受け入れる筈も無く。 「ゆ、ゆ、ゆぎぎぃぃぃ!! こどもたちをころしておいてそんなことをいうらんしゃまはゆっくりしね!!!」 怒りに身を任せて、一斉にらんに襲い掛かった。 「ゆっくっ!!」 高く飛び跳ねて何とか体当たりを避ける。 「にげないでゆっくりやられてね!!」 「ゆっくりまってね!! きょうはおかあさんがずっとゆっくりするんだよ!! だからきょうだけはまってね!!」 ぴたり、と一家の動きが止まる。 (ずっとゆっくりする?らんしゃまのおかあさんが?れいむたちはゆっくりできないのに、らんしゃまはゆっくりできる?) ずっとゆっくりするというのは、極めて脆弱な体を持つゆっくりにとって何よりも難しく、そして最大の幸福である。 幼い家族を殺された一家にとって、加害者が家族がずっとゆっくりするのを見届けるのはとても許容できない事だった。 「そんなことさせないよ!! みんな、らんしゃまのおかあさんを……ゆかりんをゆっくりできなくするよ!!」 「「「「ゆーっ!!」」」」 ゆかりんをゆっくりできなくする。 その言葉を聞いた瞬間、らんはこれまでにない程素早く行動を起こした。 「ぷぅっ!!」 「ゆ゛べしっ!!」 「…………ゆぅ?」 ゆかりんが居る巣に入り込もうとした子ゆっくりを、らんは米粒で撃ち倒した。 大きく息を吸う予備動作は無く、代わりに口の中に思い切り力を入れて勢いを増し、ほとんど一瞬で子ゆっくりを殺した。 「おがあざんにてをだじだらゆるざないよ!!」 息を吸い込まずに米粒を射出した分、人間で言う喉に当たる部分に負担がかかったのか、声がガラガラになっている。 その声と尋常ではない表情に一家はたじろいだが、目の前で子供を殺されて黙って引き下がる訳もなく。 「このゆっくりごろし!! らんしゃま!! ゆっぐりじねええええええええ!!!」 「「「ゆうううううううううう!!!」」」 殺し合いが始まった。 「ゆびぃぃぃぃ~~~……ゆびぃぃぃぃ~~~……」 「ゆ゛っ……ゆ゛っ……」 らんは、満身創痍で最後の一匹、地面に転がって喘いでいる親れいむににじり寄る。 既にらんの体はゆっくり一家の攻撃と、許容量を大きく上回る米粒の消費によってボロボロであった。 一方親れいむも、何発も米粒を当てられ、体当たりを外して地面や木の幹や石にぶつかり、死ぬ寸前だ。 辺りには潰れたり穴が開いたりした子ゆっくりの残骸や、打ち出された米粒が散乱しており酷い有様だ。 ちなみに元々無関係な目撃ゆっくりのちぇんはとうに逃げ出して、流れ米粒に当たった衝撃で転んで枯れ枝に刺さって死んでいた。 「おがあざん……おがあざんどゆっぐりじないど……」 親れいむも動けなくなっているのを確認すると、巣の中にいるゆかりんの元へ向かうらん。 もうらん自身の命も長くはない。けれどせめてゆかりんのゆっくりした最期を見届けたい。 その一心で、動く筈の無い体を引きずって巣の奥へ向かう。 その場に残ったれいむが、らんの背中を睨みつけていた。 「らん……」 「おがあざん……!」 ゆかりんはまだ生きていた。 全身ボロボロになっているらんにも気付いたが、残り少ない時間をそのような話に使う事はしなかった。 「もうすぐおわかれだよらん……いままでゆかりんとゆっくりしてきてありがとうね……」 「おがあざん……らんも…らんもおがあざんどいでずっごぐゆっぐりでぎだよ…ありがどう……」 語るべき事は既に前の晩に語った。今はただ少しでも、この最期のゆっくりタイムを噛み締めていたかった。 「あ、もうじかんだよ……らん…ゆっくり、していってね」 ゆかりんが、ゆっくりと目を閉じて、ずっとゆっくりした。 「おがあざんも、ゆっぐりじでいっ ゆかりんに語りかけるらんの言葉は、最後まで発される事は無かった。 「ゆっ……きゅい……ちね……」 らんの背後から、小さな木の枝を突き刺した子ゆっくりはそう言って地面に崩れ落ちた。 それは真っ先にらんとゆかりんの巣穴に入ろうとして打ち倒された、一番小さい子ゆっくりだった。 口から木の枝を生やしたらんは、虚空を見つめて、もう二度と動かなくなった。 (ちぇん……らんしゃまは、なんとかおかあさんをずっとゆっくりさせてあげられたよ……) (らんしゃまー! ちぇんみてたよー! だからわかるよー! らんしゃまはうんとがんばったんだよー!) (ちぇん……またさんにんで、ゆっくりしようね……) (うん! あ、おかあしゃんだー! これからはさんにんいっしょなんだねー! またゆっくりできるんだねー!) (そうだよ……また、ゆっくりできるんだよ……) (らん!! ちぇん!! うつくしくゆっくりゆかりんとゆっくりしていってね!!!) 「ゆっくりしていってね」 微かな音が巣の中に溶けていった。 END 麻雀お題「らんしゃまはがんばった」 作:ミコスリ=ハン?
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ゆっくりしていただけの群れ 11KB 自然界 ほんの少し未来の話 会話劇 黒二行作 【はじめに】 このSSは、ほんの少し先の未来を舞台にしたフィクションです。 単純明快なゆ虐や愛でを求める方には、おすすめ致しません。 【本編】 『ゆっくりしていただけの群れ』 (作・二行) 21世紀に入って30年も経つと、色々とおかしなことが起こるものだ。 人間の世界は相変わらず不景気だが、それでかえって救われたものもある。 たとえば、今私が分け入っている野山だ。 今世紀に成り立ての頃は、どこもかしこも開発ではげ山になっていたそうだ。 しかし、そんな余裕もなくなって幾年月。 機械の手が入らなくなった自然は、皮肉にも繁栄を取り戻している。 私が登っている坂も、そんなほったらかし大自然の一部だった。 道なんてないから、刃物を振り回して草を刈りつつ進む。 はたから見れば、今流行のテロリストと勘違いされそうだ。 別に、無差別テロの予行演習に来ているわけではない。 この山には、今ではあまり見られなくなった、ゆっくりしているゆっくりの群れがあるのだ。 彼らが珍客として地球に現れたのは、今から20年ほど前になる。 ダーウィンを冒涜するために生まれてきたような生物どもは、大きな話題を呼んだものだ。 彼らは、時とともに害獣化するものもいれば、人間に大きな利益をもたらすものもいた。 だが今では、社会の淀んだ空気と同調するかのように、ゆっくり達もまた俯いて暮らしている。 都会の野良ゆっくりなど、死を懇願するものまでいる始末だ。 新聞の風刺画が歩き回っているようで、気味が悪い。 しかし、人と没交渉な群れの中には、牧歌的な集団も残っている。 彼らの馬鹿丸出しでオママゴトっぽい暮らしは、見るものによっては憤慨の対象であろう。 だが、私は特殊性癖持ち。 そんなゆっくりした群れを観察するのが大好きな変わり者なのだ。 だからこそ、たまの休みと引き換えにして、こんな奥地まで出かけている。 山の所有者が、職場のお偉いさんなのも好都合だった。 彼のご機嫌さえ損ねなければ、伸び伸びとゆっくりウォッチングに興じることができる。 まるで種田山頭火の句のように、分け入っても分け入っても深い自然が続く。 道なき道を進んでいると、足元の方からおかしな声が聞こえてきた。 むきゅ、げほっ、げほ・・・。 屈んでそこらの草をかき分けてみると、顔色の悪い饅頭がクリームを吐いていた。 「おいおい、大丈夫か?」 普段は、ゆっくりには決して触れない。 あくまで、自然な観察が信条だからだ。 ただその時は気紛れから、リュックからスポーツドリンクを出し、かけてやった。 利くかどうかは気軽な賭けみたいなものだったが、功を奏したようだ。 ぱちゅりーは、みるみる元気を取り戻し、私を見上げて礼を言った。 「ありがとう、お兄さん! ゆっくりしていってね!!!」 最早記録の中でしかお目にかかれないと思っていた、ご挨拶。 それに触れた私は舞い上がってもいたのだろう、ついつい口からお返事が出る。 「ゆっくりしていってね!!!」 饅頭が、にっこりと笑った。 「それじゃ、ぱちぇは行くわ」 「待て待て、お前こそゆっくりしたらどうだ?」 「そうも言ってられないの。群れがなくなっちゃうのよ!」 私はクリーム饅頭をつかむと、その場に腰掛けた。 胡坐をかき、腿の上にぱちぇを置く。 「ななな何するの?」 「いいから落ち着け、虐めたりしないから」 「むきゅぅ・・・」 「で、なんで群れがなくなるんだ?」 「明日の朝、人間さんがいっぱい来るの。そして、群れを燃やしちゃうの」 駆除か。今では珍しいことだ。 今どき、そんな元気のよい自治体があるとは。 それとも。 「お前達、何やったんだ?」 「むきゅっ。ぱちぇのお話、聞いてくれるの?」 「そのつもりだ。お前はゆっくりにしては、理性的なやつらしいからな」 「ぱちぇを褒めてくれて、ありがとう、人間さん!」 驚いた。 『理性的』という言葉を理解し、感謝まで表すとは。 野生の、しかもこんな山奥のゆっくりに、ここまで物を知っている個体がいる。 「どうやら、(笑)じゃないようだな」 「かっこわらい?」 「ああ、流石に分からないか。それより、話を聞かせてくれ」 「・・・ぱちぇの群れは、ドスの群れよ。 ドスのおかげで、皆、ゆっくりしていたの」 この辺りには何度か来たことがあったが、ドスまりさがいるとは知らなかった。 是非お目にかかりたいと思ったが、口にはしない。 「だけど、ゆっくりしているゆっくりの中にも、ゆっくりしていないゆっくりもいたのよ」 「ゲスという奴か。まぁ、世の常だな」 「中でも、みょんとゆゆこの番は、ひどかったわ。 度々人里に下りては、人間さんのお野菜や食べ物を横取りしちゃうの」 「随分と希少なゲスだな」 私はぱちぇの頭を撫でながら、話を聞いていた。 ゆゆこはいわゆる希少種という奴だが、ゆっくりの中で最も食い意地が張っている。 おまけに吸引力の変わらないただひとつの掃除機のように、辺りのものを吸い込んでしまうのだ。 「人間さんは、ゆっくりしていたわ。 ある日、ぱちぇの群れに来て、もうゆゆこを人里に放さないで欲しいって言いに来てくれたの」 「それは、ゆっくりとしているな。悠長とも言えるが。それで、群れはどうしたんだ」 「ドスがゆゆこに注意して、おしまい」 「で、ゆゆこは反省の色もなく、また人里に被害をもたらした、と」 「その通りよ。むきゅぅ・・・」 「だから、駆除に来るのか」 「いえ、人間さんは本当にゆっくりしてくれたわ。ぱちぇ達よりもゆっくりしていたかも。 ゆゆこさえ差し出してくれれば、群れはそのままにしておいてくれる。 そうまで言ってくれたのよ」 役所にしてみれば、群れを一斉駆除するよりも一体の希少種を捕獲する方がいいだろう。 第一、安上がりだ。 「ドスは、何やってたんだ」 「何もしなかったわ。ゆっくりしていれば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 「他のゆっくり達は?」 「ゆっくりしていたわ。自分達のゆっくりぶりを見れば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 ゆっくりは、何かを積極的にやることを好まない。 群れによっては、狩りを一生懸命することさえ忌避される。 まぁ、そんな群れは往々にして長持ちしないのだが。 「自分達は何もしない。ゆゆこは野放し。そりゃあ」 「群れを潰されても、文句は言えないわね・・・。でも」 「なあ、ぱちぇ。ひとつ聞いてもいいか?」 「むきゅ?」 「お前は、何やってたんだ」 「ぱちぇは・・・、ドスの仲間に入れてもらえなかったの。 それでも、ゆっくりしてる場合じゃないって、皆に言ってはいたの」 「聞き入れては、もらえなかった?」 「そうよ。分かってくれたのは、ありすとれいむだけ」 それも、たいしたこともないゆっくりだったのだろう。 ぱちぇの沈んだ表情が、それを物語っていた。 こんな顔を見に、ここまで来たのではなかったのだが。 「ぱちぇ。お前は、何で中身を吐いてまで山を降りようとしていたんだ」 「人間さんのところに、行くつもりだったのよ」 「無茶だな。ゲロ袋と呼んで、お前の種を嫌っている人間も多いんだ。 一歩間違えれば、真っ先に潰されるところだぞ」 「それでも、ぱちぇは、じっとしていたくないのよ! だって、群れがなくなるのよ!」 「ぱちぇ、私が子供だった時に流行った言葉を教えてやろう」 「むきゅきゅ?」 「感動的だな、だが無意味だ」 「むきゅっ・・・」 私は饅頭を持ち上げると、顔と顔を近づけた。 「ぱちゅりー。これからあまりゆっくりできないことを言う。 中身を吐かずに、聞くことはできるか?」 「・・・頑張るわ」 「お前は、良い奴だな。でも、1匹だけじゃ何もできないんだ」 「でも、もしかしたら、お兄さんのように分かってくれる人間さんがいるかも」 「そうだな。何だったら私も一緒に行って、説得を試みるのもいい。 そうすれば、取りあえず、明日の駆除はなくなるかもしれない」 「お兄さん」 「だけどな、きっとまた、同じことの繰り返しだ。 そして時間が経つほど、事態は悪くなる。 前回は、ゆゆこの引渡し。今回は群れの駆除」 ぱちゅりーは口を硬く結んだまま、私の話に耐えているようだった。 「恐らく次は、この辺りの群れが全滅させられる。 だんだんと、疑われるんだ。 全てグルになっているか、ゆゆこが異常に繁殖しているか」 「ゆゆこは、ひとつだけだわ」 「だったら、それを引き渡せば良かったんだ。 それで人里の被害が治まれば、少ない予算を費やしてまで駆除しようとはしない」 寒天の瞳が私を見据えた。 まだ意思というものがあるだけに、悲しい眼差しだった。 「お兄さん、ぱちぇはどうすればいいの?」 「手遅れだ。それを理解することだ」 「・・・だったら、ぱちぇは戻る。お兄さんの言った事、群れの皆に伝えるわ」 私は殊勝な饅頭を小脇に抱えると、登った先にあるだろう群れとは反対の方へ歩き出した。 腕に、それなりの力を込めながら。 「お前は、群れには帰さない」 「どうして? お兄さんは、ゆっくりをいじめてゆっくりする人なの?」 「馬鹿野郎。お前を虐めるのは私じゃない。群れのゆっくりだ」 「むきゅっ」 「話を聞いててよく分かった。お前達の群れは、ゆっくりしているだけの群れだ。 目先のゆっくりを大事に思う余り、明日のゆっくりを潰してしまうアホの集まりだ」 「お兄さんの言うことは、よく分かるわ。でも、それがゆっくりって生き物じゃないの?」 「そうでもないさ。賢明な群れは、ちゃんとある。 ゆっくりするためには、そうじゃないこともやらなきゃいけないと肝に銘じている奴らがな」 「ぱちぇの群れは、お馬鹿さんばかりなのね・・・」 「そうだな。きっと群れに帰ったら、お前は無視されるどころか、また傷付けられる」 私は抱え上げた時、ぱちぇのあんよを見てしまった。 明らかに、枝か何かで傷付けられた痕がある。 「その傷、大方ゆっくりできないぱちぇがどうのって、虐められたんだろ」 「むきゅぅ。でも、ちゃんとぱちぇの話を聞いてくれたゆっくりもいたわ」 「聞いていただけだ。 もし本当に分かっていたら、お前と一緒に山を降りていたはずだからな」 咳き込む音と共に、冷たいものが腕にかかった。 歩みは、止まる。 私は吐しゃ物に塗れたぱちゅりーの口を、手で塞いだ。 「ショックなのは分かる。同情もしてやる。だから我慢してろ」 「・・・お兄さん、ぱちぇはどうすれば良かったの?」 「お前はドスの側にいるか、自分が長になるべきだったんだ。 群れを変えるってのは、そういうことなんだよ。 お前位の賢い奴を受け入れなかった時点で、群れの運命は終わっていた」 「むきゅん。だから無意味って言ったのね・・・」 「そうだ。事ここに到って何かをやろうとしても、無駄なんだ。 やるんだったら、もっと前から深いところから、始めなきゃいけなかったんだ。 今更ジタバタしたって、自己満足以外の何ものでもない」 「ごめんなさい、お兄さん」 「謝ることはない。 あの群れは死ぬ。ゆっくりしていただけで、何もしてこなかったためにな。 ぱちゅりー、お前は生きろ。 生きて、今度は長にでもなって、本当にゆっくりとした群れを作ってみるんだ」 私は自嘲する。 何を一生懸命になっているのか、と。 たかが饅頭如きに、何を求めているのだろう。 それに自分は、脳内お花畑なゆっくりが好きでここまで来たのではなかったのか。 「お前は私が、安全なところまで運んでやるよ。それからは、お前が決めろ」 「ゆっくり理解したわ・・・」 「せめてお前くらいに理解できれば、良かったのにな」 私は再び小脇のゆっくりと共に歩き出した。 山を降りたらぱちゅりーを助手席に乗せて、この辺りを抜けよう。 シートベルトはさせるべきなのだろうか? そんな馬鹿馬鹿しいことが何故か浮かんだりした。 麓に近付くと、胸のポケットに入れていた携帯端末が震え出した。 メールでも受信したのだろう。 手頃な倒木があったので、私達は並んで腰をかける。 いや、ぱちぇに腰などない。 頭だけの生き物に、私は水筒のお茶を飲ませつつ、端末を操作した。 ディスプレイに、送られてきた文面が映る。 「ぱちぇ、お前に言いそびれたことがあるんだ」 「なに、お兄さん」 「ゆっくりしているだけで何もしなかったってのは、お前達だけじゃないんだよ」 「むきゅきゅ?」 「人間だって、同じようなものさ。 ゆっくりしていただけの群れが、また消えていくようだ」 画面の文字を、ぱちゅりーに見せてやった。 どのくらい理解できているのか、私には分からない。 文面は、こういう一文から始まっていた。 『稀代の悪法が、あと100時間で可決されます! 是非、反対の署名にご協力下さい!』 (終) 【過去作】 ※ほんの少し未来の話 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1124 おひさまさんをつかんでしまった ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ※カオスVS鬼威惨 次回桜が咲く頃までには ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあき、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 特定秘密保護法案さん・・・ -- 2013-12-02 11 37 47 優秀なぱちぇだ・・・俺なら迷わず飼いゆにしちゃうね。 -- 2011-07-13 23 57 52 稀代の悪法と言われていくつか思い浮かぶって相当だよな -- 2011-01-19 10 15 11 友愛ェ… 必死に反対しても一人ではどうにもならないのが現状なのよ…;; -- 2010-12-24 20 47 09 ゆっくりは人を映す鏡みたいなもんですからねえ… 目先のゆっくりに騙されて冬を迎えてるあたり、バカの群れまんまって事かorz -- 2010-09-03 03 59 06 お前ら・・・友愛されるぞ・・・ -- 2010-08-28 17 54 13 外国人参政権はマジ危険というか、帰還した人のことを混ぜるとあやふやな点があり民主党でもその点をついて論破したツワモノもいるよ -- 2010-08-28 14 32 53 なんという社会派なSSさん… 我々もゆっくりと変わらないのかも知れませんね… 良いもの読ませてもらいました。 -- 2010-07-19 20 05 20 外国人地方参政権さんや人権擁護法案さんかもしれないのぜ 左翼勢力さんはゆっくりできないのぜ。 -- 2010-06-27 22 26 29 稀代の悪法!?児ポ法のことですか?だとしたら許せん。 -- 2010-06-17 04 59 14
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消されたシアワセ 9KB (消滅)SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト (消滅)不感症なまりさ (消滅)水の上で飼ってみた (消滅)まりさが何かにレイプされた話 ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと ふたば系ゆっくりいじめ 57 ドスになった飼まりさの不幸 ふたば系ゆっくりいじめ 100 ゆっくり自由空館 ふたば系ゆっくりいじめ 118 泣きゆっくりとまりさつむりを一緒に飼うことになった 句読点の位置がおかしいのは仕様です まりさは見ていた、涙で曇る視界に群の仲間と家族の惨状を まりさは聞いていた、ゆっくりできない友達の声と家族の断末魔を まりさは誓った、人間に復讐すると 数十分前 まりさは、兄弟と群の友達とかくれんぼをしていた 今日の鬼役は、群の子ともの中の最年長である、ありすおねーちゃんだ この群では、狩りに連れて行ってもらえる寸前であるゆっくりが、子供達のリーダーを任せられる つまり、子供のリーダーになったら狩りに連れってもらえるまで後少し リーダーになったありすは、大人の仲間入りできる喜びとに心をウキウキさせていた そんなリーダーありすを、子供達は褒め称える 「ありしゅおねーちゃんは、もうしゅこちで、おちょなに、にゃるんだね!」 「まりさも、早くありすお姉ちゃんみたいな、奇麗で強い大人になりたいよ」 リーダーになることによって、大人の責任感と子供達の見本になる大人になることを意識させる それがこのシステムの狙いだった まりさは必死に隠れた 『かくれんぼが上手ね、すごいわまりさ!』 そう、ありすおねーちゃんに褒めてもらう為に しかし現実は全く逆方向、まりさは一番に見つかってしまう 「まりさちゃん見つけたわ!」 「ゆぐっ!?」 今まで、兄弟の誰にも見つかったことのない秘密の隠れ場所である茂みの中に隠れたのにあっけなく見つかる まりさはショックを受けて泣き出してしまった 「ゆあああああん、みちゅかっちゃったよおおおお」 「ゆ!? まりさちゃん泣かないでね」 ありすは、すぐに涙をぺろぺろで拭き取り、あやす為にすりすりをする 親愛しているありすおねーちゃんからすりすりをされて、まりさはすぐに泣きやんでしまった 「ゆゆ~ん、ありすおねーちゃんのすりすり気持ちいいよ」 「ゆふふ、まりさちゃんはまりさなんだから、すぐに泣いたらダメよ」 「ゆっくり理解したよ! だからもっとすりすりしてね!」 「まりさちゃんは甘えんぼさんね」 かくれんぼをしていた事を忘れて、まりさはありすおねーちゃんとのすりすりに没頭する ありすも、自分を慕ってくれるまりさに答えてすりすりを返す その時だった 突然ゆっくりできない声が広がる 「いじゃいいよおおおおおおおお!!!!!」 「ゆ”っ!?」 その声の方向へ、すりすりを止めて、2人は目を向けた 茂みの中からだったので視界は悪いが、それでも何が起こっているか理解するのに十分だった 広場にいたゆっくりの1匹が、永遠にゆっくりできなくされていた 「あれは・・・にんげん・・・まりさちゃん声を出しちゃだめよ! ゆっくりできなくなるからね!」 ありすが声を潜ませるように注意する 「やべでぇ! でいぶぼ、づぶざないべええええ!!!」 「さっさと死ね」 「ゆぴっ”!?」 親や群の先生ゆっくりから人間のことは聞いていた ゆっくりできる人間もいれば、ゆっくりできない人間もいること ゆっくりできない人間は、ゆっくりを簡単に殺してしまうことを 目の前で潰された友達、友達を簡単に潰した人間 まりさは恐怖で、歯をカチカチとさせる事しかできなくなっていた 「じにだぐな、ゆびぃ!?」 「いじゃいよおお!!!いじゃいいいいいい!!!」 「おどーざんだずげでええええええ!!!」 「あでぃずおねえええじゃあ”あ”あ”あ”ん!!!」 子ゆっくり達は、助けを求め逃げるがすぐに追いつかれ、スパイクの付いた靴裏で潰されしまう 元々、人間の歩行速度以下の速度でしか飛び跳ねれないゆっくりだ、子供である子ゆっくり達が逃げれるはずもなかった その行為を静かにみていたありすは、まりさに告げた 「まりさちゃん、ここから絶対出ちゃだめよ」 「・・・・ゆ?」 ありすの言葉を聞いて、少し元気付けられたまりさは返事をする 「ありすは、他の子供達を逃がすから、まりさちゃんはここでじっとして待っててね」 「いやじゃよ! きょわいきゃらいかないでね!」 「ありすが人間をくい止めないと、友達が死んじゃうのよ? ゆっくり理解してね」 「でも・・・でも・・・・」 「ここに居たら人間も、まりさちゃんを見つけれないから・・・ね?」 「ゆぅ、わかったよ・・・」 「ゆっくり理解してくれてうれしいわ・・・ゆっくり待っててね!」 そう言って、ありすは茂みから飛び出して、人間に向かっていった 「そこのゲス人間! そこまでよ!」 「あぁん?」 群を襲った人間は、ゆっくりの家の中へ逃げた子供を引っ張り出したところだった 「なんだ、でかいのもいるじゃんか」 「その子を離しなさい! ありすが相手になるわ!」 「はいはい、わかりましたよ」 「ゆゆ~ん、おしょらを、いじゃいいいいいい!!!?!?」 人間は、ありすの言葉に従って子供を放す 人間の身長から落とされた子供は、痛がっているが餡子も飛び出しておらず、命には別状ないだろう 「ちびちゃんゆっくりしてないでこっちに来てね!」 「まぁ殺すんだけどな」 「あでぃずおべーじゃんだじげ、ゆびっ!?」 「・・・ゆ?」 ピッシャっと、ありすの顔に温かくて甘い匂いのする、ゆっくりできないモノが降りかかった 勢いよく、地面を靴に挟まれた勢いで口や目から噴出した餡子だった 「ゆ、ゆ、ゆ・・・・ゆあああああ!!! どおしてこんなことするのおおおお!!!」 「お前達を駆除にきたからだよ」 人間は、ありすに質問に答えて言い放った 駆除 言葉の意味は知っている ゆっくりできないゆっくりに人間が行う行為だ だが、ありすにはそんな心当たりなんてなかった 群にはゲスはいなかった、人間にも近づいたことすらない 「ありすの群はゆっくりした群よ! なんで駆除なんてされないといけないの!?」 「あー、この群はとばっちりだよ」 「とばっちり?」 今度の言葉は知らない単語だった 「意味を知らないか・・・まぁ、あいつ殺した後にでも教えてやるよ」 「・・・ゆ!? やめてえええええ!!!」 知らない言葉を聞いて、一瞬餡子脳が呆けたが、人間の言葉で我に返り子供達を助けようとする しかし、それはできなかった 「ほら、たかいたかいだ」 「ゆ~ん、おしょらをとんでるみたい!」 ありすが人間に追いついたとき、すでに人間の手には複数の子供が捕まっていた その子供達を人間は、力いっぱい空に投げた 「ゆゆ~・・・・ゆびっ?」 「地面さんゆっくりじ・・・」 ある子供は空を飛んでいると思ったまま死に、ある子供は地面が自分を襲っていると勘違いをして死に 「だじげで・・・い・・・じゃい・・・よ・・・・」 ぷちっ ある子供は人間に止めをさされて死んだ 「あ、あ・・・・あ・・・・・・」 ありすは思考が追いつかず、嗚咽を漏らすしかできなかった 「さて、とばっちりの意味を教えてやる」 そんなありすを無視して、人間は残りの子供達を踏み潰しながら約束通り意味を教えた 今の状態のありすの頭に届く声ではないが、ありすは2つのことを理解した 1つは、近くも群が人里に下りて悪さをして、その群を駆除するついでにありすの群を駆除された事 もう1つは、この人間はゆっくりを殺しているのに、笑っている事 「さて、そろそろ暇つぶしも飽きたし、ありすにも死んでもらうかな」 「・・・」 勝てない事なんてわかっていた せめて、子供達が1人でも多く逃げる時間を稼げればいい その努力も水の泡になった 茂みの中にいるまりさ以外は全員殺されてしまった もう生きていても仕方が無い そう言い聞かせて死を受け入れる覚悟をした時だった 「ゆっくりできない人間は死ねぇ!!」 「みんな一気に攻めるよ!!!」 「れいむのちびちゃん返せえええええ!!!」 大人達が帰ってきた 口には尖った木の枝を咥えて、一直線に人間に突撃する それを見て人間はにやりと不気味に笑う 「やっと来たか」 そう言いながら、大人を見て目に希望を光らせたありすの頭部をつかみ持ち上げる そのまま大人の群に、ありすを勢いよく投げつけた 「ゆっ!?」 ゆっくりの反応速度を超えた速さで飛んできたありすを、大人のゆっくりが避けれるはずも無かった 咥えていた枝に、ありすは深々と刺さり絶命した 「ゆ、ゆ、ゆあああああ!!! あでぃずごべんねえ”え”え”え”え”え!!!」 「あーあ、ゆっくり殺しは大罪だな」 「ゆ”!?」 ありすを投げられ、意識がそっちに向いた数秒の隙に、人間は駆除道具を持ち出していた それは片手で持てる程度の太さで、長さは人間と同程度ある木の杭だった 「さて、死のうか?」 「じぬのば、おばえだああああああ!!!!!」 「ちびじゃんのがだぎぃいぃいいいい!!!」 大人ゆっくり達は、子供達の敵を取ろうと勇猛果敢に突撃した しかし、咥えた枝をいくら尖らせても当たらなければ関係ない 人間は、持った木の杭でゆっくりを殴打する 一振りで数匹のゆっくりの命を絶つ事の出来る攻撃で、大人ゆっくり達は、すぐに壊滅することになった 30分後、人間は殺したゆっくりの死体の処理を終えてすでにいなくなっていた 人間が、ペットボトルから垂らした青い液体が、ゆっくりの死体に触れると、死体はほんの数秒で分解してほぼ完全に消滅した ゆっくり分解剤、死体になったゆっくりにしか効果は無いが、ゆっくりを構成する不思議物質を、完全に分解し土に還すことが出来る その場に残ったのは、人間の一撃で木々に飛散した餡子、そして、一匹のまりさだけだった 「おどぉざ、おがーざん、どごなの・・・返事じでよ・・・まりざいい子にじで、ばっでだんだよ・・・・ゆっぐ・・・ゆああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ!」 いくら呼んでも、周りを見渡しでも誰もいない、死体すら残っていないのだから それでも、まりさは叫び続けた 目と耳に焼きついたモノを思い出さないように それから数日後 まりさは、何とか生きている状態だった 「ゆべっ、ぐるじいいいいいい!!!!!」 まだ狩りに連れて行ってもらえないほど小さいまりさだ どの植物や虫を食べていいかもわからない 親が狩ってきたご飯、今まで食べる事しか食べ物に興味なかったまりさには、ご飯がどんなものかも記憶にない 手探りで植物を食べれば、一日に数回は吐き出してしまうほどの草を食べてしまう 運良くまりさが捕まえれる虫を見つけても、動く虫に恐怖して捕まえることができなかった まりさが衰弱するには簡単な環境だった 「まりさは強くなるんだよ、強くなってドスになって人間をゆっくりできなくするんだよ」 復讐の計画を声に出して自分を奮い立たせる しかし、実際のまりさの声は、ゆっくりできない毎日のせいで喉が潰れており、霞んだ声しかでていなかった 「人間をゆっくりできなくしたら、ドスになったまりさがみんなのゆっくりプレイスを作るんだよ」 「そしたら皆をまりさが守るからね」 「みんなでゆっくりしようね」 「みんなで・・・おとーさん・・・おかーさん・・・」 今日もまりさは、ゆっくりできない草を食べる 死体処理はエイリアンvsプレデター2をちょうど見てただけなんだ ※泣きゆとつむりの感想への補足 怒って体当たりをするつむりがしーしーをかけられたときに威嚇で済ますかな? 体当たりは謝罪させるための脅し&泣きまりさへの苛立ち 威嚇は殺意って考えです しーしー二発で一瞬で溶けるって……自分の体内の水分で溶けんじゃねえの? 勢いはチョロチョロじゃなくてビジャーっと水道の蛇口MAXな感じです さらに補足すればそのせいで泣きまりさに開いた穴が広がったとかそんな感じです 直接描写描くように言われたのに忘れた結果これだよ! でもラストはうやむやに想像にお任せしますENDが大好きです トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る もっとゆっくり弄んでなぶり殺してあげてね。すぐでいいよ。 誤字脱字さんはゆっくり見直してから投稿してね。すぐでいいよ。 ※ゲス群れのとばっちり発想は面白かったです! -- 2018-01-25 12 52 45 いいですね、面白かったです。 -- 2016-01-09 08 26 19 なんとか成長して、ドスになるとかほざいているまりさを殺すっていうストーリーもおもしろいと思った私 別にこのssがおもしろくないと言っているわけではないですからね? -- 2011-12-25 02 36 30
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私が犯した犯罪 窃盗、脅迫、暴行、放火です。 こんな人間がいじめられる人間をサポートするなんていえるもんではないですが、 ただ、私にはやらなければならないことがあります。 それは被害者への謝罪です。 実際に事件を起こし、被害者はもちろんのこと家族にまで迷惑を掛けてしまいました。 今でも申し訳なく思います。 ただこの言葉を直接被害者に言いうのが、私の義務のように感じます。 いえ、義務です。 ただ、今まで会う機会がありませんでした。 というより自分から逃げていたようにも思います
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「ふたば系ゆっくりいじめ 696 ゆっくり1/コメントログ」 ダンボールハウスって子供の頃に作ってとてもゆっくりできたよね! -- 2010-06-02 11 30 02 いいね -- 2010-06-12 00 00 24 輪ゴムで縛るってのも虐待に応用できそうだな -- 2010-07-28 23 31 10 ほのぼの -- 2010-08-18 23 34 39 脱字の多さが気になった -- 2010-08-26 19 44 44 良い飼いゆっくりじゃないか。ほのぼのしてゆっくりできたよー -- 2010-10-26 22 08 42
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注意!!! HENTAIネタがあります 「ゆっくりいじめ系515 強姦まりさの敗北」の設定をパクっています バッヂ設定有り 虐待成分はちょっとぬるめ 「んほおおぉぉっぉおおぉ!!!! ずっぎり"ー!!!!!」 一匹のみょんがゆっくり特有の嬌声を上げ、すっきり発言をする。言うまでもない、これは交尾で「すっきりー」した合図だ。 交尾の相手なのであろうまりさは嬌声も上げずにニヤニヤと気色悪い笑顔でみょんを見つめる。 本来であればみょんは「すっきりー」して「しあわせー」な訳だが、なぜか泣きながら「すっきりー」宣言をした。 そして、「すっきりー」出来なくて不満であるはずのまりさは薄ら笑いをやめない。 その交尾の様子を見ていた人間達。ある者はまりさのように神経を逆なでするニヤけ面になり、またある者はみょんのように泣きそうな顔になっている。 ここはゆっくりの闘技場。だが、殺し合いを行う闘技場ではない。 ゆっくり達は互いの性テクニックを競い合い、人間は勝ち負けに金を賭ける場所。「性淫徒(セイント)ゆっくり闘技場」なのだ。 みょんの飼い主である青年はみょんを抱きかかえその場を後にする。一方、まりさの飼い主は次の対戦相手を見ようと観客席に移動する。 次の対戦はゆっくりまりさとゆっくりぱちゅりーだ。 互いの飼い主がリングにゆっくりを乗せ、リングから離れる。 「んほおおぉぉぉおおぉぉぉ!!!! すっきりーーーーー♪」 結果はぱちゅりーの圧勝だった。 『おおっとぉ!!! まりさ選手為す術もなくまたもやすっきりー宣言してしまったああぁぁぁ!!!!! 根性無いぞまりさぁ!! 2ポイントあっという間にとられてしまったぁぁぁ!!! やはりブロンズバッヂではゴールドバッヂには勝てないのかぁぁぁ!!? こんな醜態晒したら飼い主も大恥かいてるぞぉおお!!!』 司会の男はここぞとばかりにまくし立てる。 アホ面を晒すまりさの帽子には金で買えるブロンズバッヂ。このだらしないまりさを見れば、野生のまりさを急遽飼いゆっくりとしたことが伺える。 呆れたとでも言わんがばかりの表情のぱちゅりーにはゴールドバッヂ。厳しい審査を受け、手にしたバッヂはこのぱちゅりーの飼い主が一生懸命ぱちゅりーを教育したことを表している。 クソッ! さっきのれいむといい、今のまりさといい全くの役立たずじゃねーか!! 何が「すっきりーならじしんがあるんだぜ!」だ! あの役立たず共め!! 帰ったらぶっ殺してやる!!! 俺はこのどす黒い感情を相手と馬鹿面のまりさに悟られないよう笑顔でまりさを迎えに行く。 「ゆっ! おじさん! まりさはいっぱいすっきりー! したんだぜ」 くっ! ぶっ潰してぇ・・・!!! だがここで殺すのはまずい。俺はまりさを抱え上げ、対戦相手のぱちゅりーの飼い主の男に会釈し、その場から立ち去る。 入り口の預かり場所に行き、預かって貰ってた荷車とゆっくり一家捕獲用の透明な箱に収納されたれいむを受け取り、会場を後にした 会場からある程度離れた頃に箱のふたを開け、まりさを投げ込む。 「ゆぎゅべっ!!!」 あ、ちょっと餡子吐いてら。 まりさは苦しみ、れいむはずっと抗議している。ふたを閉め、俺はそんなアホどもはカレーにルーして歩き続ける。 この二匹は昨日家族で留守中に俺の家に侵入した不届き物だ。ドア締めとくべきだったよ全く・・・ 「ゆゆ! ここはれいむたちのおうちだよ!!! ゆっk(ry」 「うっせえええぇぇぇええぇ!!! 糞饅頭があぁぁぁ!!!(ぐちゃっ!)」 「れ゛いう゛のあがちゃんがあぁぁぁああ!!! ぎゅべっ!!」 「まrぐぎゃっ!!!!」 「てめえらはただでは死なせてやらねえ!!! たっぷり苦しめて殺してやる!!!」 「お兄ざんごべんなざい!! 何でもずるがらだずげでえぇぇぇええ!!!」 「きくみみもたn・・・いや、チャンスをやろう。明日の「性淫徒ゆっくり闘技場」に出てベスト4入りできたら助けてやる」 (んで、内容を説明してやった) 「ゆっ! それなら楽勝だよ!! れいむは群れで一番すっきりーがうまいんだよ!!! れいむのまむまむに骨抜きにならないゆっくりなんていないんだよ!!!」 「まりさもすっきりーならじしんがあるんだぜ! まりさのぺにぺにはさいこうなんだぜ!!!」 とまあ、こんな事が昨日あってな、何となく買っていたブロンズバッヂを付けてやって、参加登録をしてやったわけだ。 結果は言わずもがな、共に一回戦瞬殺負け。 正直、俺も二匹もいればどっちかはベスト4入りするんじゃないかなあ・・・って考えてたけど甘かった。 こいつらの群れでは大したテクニシャンだったかも知れないけど、鍛えられた飼いゆっくりからすればゴミみたいなモンなんだなぁ・・・。 はあ、とため息をついてる間に家に着いた。二匹はすやすやと安らかに寝ていたので、 ふたを開ける(がたっ) 殴る「ゆぎっ!!」「ぎゅぺっ!!!」 「な"にずるn」 ふたを閉める(がたっ) いやー、生意気なゆっくりをぶん殴るのって気持ちが良いなぁ♪ さて、こいつらこれからどうやって殺そうかなって・・・あれ? どうやら鍵をかけ忘れたようだ。参ったね。まあ、取っ手は丸形だからゆっくりごときには開けられないでしょ。 俺は家に入り、居間にクズ二匹を箱ごと放置し、水を飲にみ台所に向かう。 俺が台所に着くとそこには「ゆっくりてんこー」こと「ゆっくりらん」(以下らん)がいた。そしてらんの目の前には食べかけの人参が・・・ 「この糞饅頭があああぁぁぁ!!!」俺は怒りにまかせて殴り潰しに掛かる。 が、らんは後ろに飛び退き、逆に俺に体当たりを仕掛けてきた。 「こーーーーーん!!!!」 そして俺はらんの体当たりを正面から顔面に受け、よろめいた。 (ぷにぷにしてちょっと気持ちいいかも) 攻撃に成功したらんはそのまま勢いに乗って人参を咥え、突進してきた。人参が武器ってどうよ? 微妙過ぎね? 「ぎゅべらっ!!!!」 まあ、そのまま突進なんかしたら蹴りのカウンター喰らう事になるんだけど、餡子脳には予測できないか。 「さてと」俺はらんを左手で持ち上げ、右手で殴る。「ぎゃっ!」殴る「ぶゅぶっ!」殴る「ぴぎぃっ!「らんじゃまああぁぁぁ!!」」 殴っているとちぇんが現れた。 俺は半殺し状態のらんを流し台の上に乗せ、ちぇんに向き直る 「よぐも"ら"んじゃまを!ゆ"っぐり"でぎなぐじでやる"う"!!!」 ちぇんは俺に体当たりを仕掛けるが、らんの二の舞となった。 「ぎゅべっ!! わがらないよおぉぉぉおおぉぉ!!!」ちぇんを持ち上げる。 しかし「ゆ"っ!!」本当に「ぎゅべっ!」不思議だよなー「ぶびゅっ!!」人間に勝てないって分からないのかなぁ「ぷぎゅる!!!」 「もうやべでぐだざいいいい!!!!」 ちぇんを殴り続ける俺にらんが泣いて懇願した。 「ごべんなざい"ぃぃ! らんをぶっでもいいでずがらぢぇんをはなじであげでぐだざいいいぃぃいい!!!」 「えー、やだ」即答 「なんでぼじばずからおねがいじばずううぅぅうう!!!」 んー、あ、そうだ良いこと思いついた。 「何匹で来たんだ?」「ぶだりでぎましだ!!!!」「嘘つき嫌い」「ほんどおでず!!!らんがぢぇんをむりにざぞっでぎだんでず!!!」 たぶん本当だろう。「らんがちぇんを連れてきた」というのはたぶんちぇんを守るためについた嘘だろうけど。そんなのはどーでもいいや 「そういやおまえらどうやって入ってきたんだ?」「じっぼをづがってはいりまじだ!!!」 へえ、このおいなりさん使うことが出来るんだ。後で見してもらおっと。 俺は意識不明となったちぇんを叩き起こし、らんと一緒に居間に運ぶ。 その間、らんはちぇんを気遣って「だいじょうぶ?」とか「らんがきっとたすけるよ!」とか言ってた。 死にかけなのにがんばるねぇ 「おい、糞饅頭共!」 らんとちぇんはびくりと反応する。どちらも怯えた表情で俺を見上げる。この表情たまんねえなぁ・・・ 「どっちかがあの二匹を始末しろ」 俺は透明な箱で眠りに就いているゴミ饅頭二体を指さす。ってか、また寝てんのかよ・・・ 「らんがいくよ・・・」怯えるちぇんを気遣ってのことだろうな 丁度良い処刑方法だ。役立たずのゴミが勝つか、それとも死に損ないが勝つか どっちが勝ってもみんな死んで真っ平らになるんだけどねー♪ 「らん、あの二匹を起こしてこい。一応ルールを説明してやるから、まあそのまま殺しちゃっても構わないけど」 と言って、透明な箱にらんを入れる。 「おきろ」体当たりをしてらんは二匹を起こした。へえ、結構従順だねこいつ。 (ルールを説明した。ルールと言っても殺し合いに勝った方を生かしてやるっていうだけだが) らんは善戦したが、もともとさっきの暴行で死にかけている体だったからすぐに逆転された。 何度も体当たりをされる。しかし、突然体当たりをやめた。 「ゆっ! よくみたらばかちぇんとばからんだよ!!!」 「そうだぜ! いつもいじめてたばかふたりぐみなんだぜ!!」 ん?どうやら知り合いらしいな 「知り合いか?」 「そうだよ! おなじむれにいたあたまがわるくてやくにたたないちぇんとちぇんをいじめてるとじゃましてくるばかならんだよ!」 「ばかにごはんはいらないからまりさたちがいつもごはんをもらってあげたんだぜ!!! むれのにんきもののまりさたちがみんなにいって こいつらをゆっくりできないようにいじめてやってたんだぜ!!!」 平仮名ばかりだと読み辛いなー。全く 要するにこいつらのせいでらんとちぇんは群れでいじめられてたわけなんだな。 まあ、そこはどうでもいいけど。 「ゆっへっへ、いつもちぇんをいじめるとじゃましてくれたおれいにいきたままたべてあげるんだぜ!」 「ゆっ! れいむたちにたべてもらえるんだからかんしゃしてよね!!!」 そう言ってらんを食べ始める二匹。顔を、尻尾をばくばくと食べる。食い破られた皮から餡子が流れ出る。 こりゃ死んだかな? と思っていたら、ちぇんが俺の手の中で暴れだした 「らんしゃまああぁぁあぁぁ!!! わがるよおおおお!!! いまだずげにいぐよおおぉぉぉおお!!! はなじでおにいざんんん!!!!」 二匹は無視してらんの尻尾を貪る。尻尾がのこり三本となった頃に、 「れいむ! らんですっきりしようなんだぜ!」 「ゆっ! そうだねらんのまむまむですっきりしてからたべようね!!!」 なんとも勝手なことを言う饅頭共だなぁ、ちぇんは相変わらず暴れてる。 鬱陶しいなぁ、さっきまで死にかけだったくせになんでこんなに暴れるんだろう・・・ ふと思った。「これは使えるかも!」 何がどう使えるのかは考えない。とりあえず、レイプされそうになってるらんを助ける。 んで、昨日のひっつみの残りを使って応急処置。 ゴミ饅頭二匹はなんか抗議しているけど無視無視。 餡子を食わせてオレンジジュースを飲ませるとらんは「ちぇん・・・」と呟いた。 ちぇんは「ら"んじゃまあああぁああぁぁぁ! ぢぇんはごごにいるよおおおぉぉぉぉおお! わがっでねえぇぇえ!」と叫ぶ。 らんは「おにいさん・・・かてなくてごめんなさい・・・らんはころしてもいいから・・・ちぇんをたすけてください・・・」 約束では「勝てなかった=二匹とも殺す」のはずだけど、こいつはそれを承知の上でこんな事言ってんのかね まあいいやどうせ勝っても負けても殺すつもりだったから約束なんてなかった事にしよっと。 「いや、お前ら二匹とも助けてやるよ」 二匹とも一瞬だけ驚愕の表情で固まり、すぐに頭の上に「?」マークでも乗っけていそうな表情をした。 「二匹とも」まで聞いて二匹とも殺されると勘違いして、その後「助けてやる」って聞いて状況を把握できなくなったって所だなきっと。 つづけていい? 今度はドスまりさとか出さずに「ゆっくりいじめ系515 強姦まりさの敗北」に出てきた闘技場(性)をネタにSSを作ろうとしたら、 冒頭に出ただけじゃねーかよ。何やってんだよ俺・・・ ちぇんとらんってかわいいよね。「ちぇ、ちぇえええええええええええええええん!!」「らんしゃまあああああああああああああぁ!!」 是非とも拳で可愛がりたいですね。 HENTAIネタは大好きですが、やりすぎて引かれることのないようにしたいと思います。 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1〜3 このSSに感想を付ける
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1200 雑な飼い方/コメントログ」 ナイス鬼意山! ゲスはこう言う扱いが最も適しているよね!! -- 2010-07-14 03 42 37 ゲスに対してとしては丁寧すぎる破格の扱い -- 2010-07-25 05 18 11 ふたば系ゆっくりいじめ 1334 殺さず殺さず でもこのくそれいむ生きてるんだよな・・・ 1か月間水も食事もとらなくても生きているゆっくりの生命力ってすごい -- 2010-08-12 19 17 38 この鬼意山は良い人だ。役に立たないゲスを有用な道具(藁)にした -- 2010-09-15 13 15 54 吹いたw -- 2011-01-04 22 30 46 「あっ」ってwwwwwww -- 2011-12-04 20 34 16 最後wwwwww -- 2012-03-08 21 57 28 www -- 2013-02-24 13 32 06 「あっ」じゃねーよw -- 2013-04-08 03 13 34 ワロタ -- 2013-05-31 13 36 44 夜一人で爆笑しちまったよwwwww 「あっ…」じゃねえよwwww -- 2014-01-02 02 22 24 正直クッソワロタwwwお兄さん良い人だなwww -- 2014-01-09 17 55 36 むしろ何故一ヶ月たって思い出したしwww -- 2014-06-05 19 27 49 「あっ」 wwwwwww -- 2014-11-18 16 44 54 いや、アパートの不備で野良に侵入されたのだからビクツク必要ない。 むしろ、家賃敷金は修繕費が含まれているから大家の業務放棄で指導できるだろ。 -- 2018-01-11 18 44 38
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1162 臭いつき/コメントログ」 ユンギャー・シシュテマが欲しいな。 -- 2010-12-23 22 21 58 ユンギャーシシュテマwwwwwwwww -- 2011-05-14 21 50 48 この助手最低だな、試験用を虐待して楽しむとか はっきり言って仕事場のデスクをぼこぼこにして楽しんでるバカと同じか それ以下の価値しかない人間だ さっさと解雇されてNEETにでもなれよクズ助手 -- 2011-09-16 16 37 10 ↓売れる商品作ってるのにか? -- 2011-11-02 05 26 34 ユーンギャー・シシュテマー♪ -- 2012-04-06 19 32 51
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深夜、夜食調達がてら向かったコンビニの帰り道 ふと道路脇にゆっくり霊夢がぴょんぴょん歩いているのを見かけた 「こんばんわ!」 歩いてきた俺に礼儀正しく挨拶するゆっくり霊夢 この辺の家で飼われているのだろうか、何にせよこの時間帯にうろうろしているのは珍しいことである 「こんばんわ」 足を止めてこちらからも挨拶 「こんなおそくに、なにしてるの?」 キョトンとした顔で聞いてくる 「夜食を買出しにいってたのさ」 「やしょく?」 「夜に食べるおやつのことだよ」 「ゆっ?おやつ!おやつ!」 おやつという単語を聞くなりゆっくり霊夢は飛んだり跳ねたり大はしゃぎだ 俺は買って来たお菓子が入っているコンビニの袋を開いて見せる 「おやついっぱい!」 「おにいさん!たべていい!?たべていい!?」 「ん?仕方無いなぁ、お家の人には内緒だよ?」 「わかった!ゆっくりするね!」 袋の中に頭を突っ込んでお菓子をボリボリと貪り始めるゆっくり霊夢 「うめぇ!めっちゃうめぇ!」 「マジパネェ!」 コンビニ袋がガサガサと凄い音をたてている 袋の中ゆえ表情こそは見えないが、その声は嬉しさに満ち満ちている そのゆっくり霊夢が入ったコンビニ袋を持ち上げると、袋の口を硬く結ぶ ゆっくり霊夢は食べるのに夢中でその状況にまったく気がついていない そうして、俺は乱暴に片手でその袋を振り回し始めた 「ゆ゙っ!?」 お菓子を貪る行為に夢中になっていたゆっくり霊夢は現状を把握できていない 「ゆ゙っ!?ゆ゙っ!?」 振り回す速度をさらにあげていく 「まッ、わ゙るょっ!まゎッ、る゙よっ!ゆ゙っ…ぐり゙っできな゙ッ、いよ゙っ!!」 遠心力で袋の底に押し付けられて上手く喋れないようだ そのまま思い切り全力で袋を回転させる 「や゙ぁ゙ッ…め゙ぇッ!おに゙ぃ゙ッさッ…!!」 必死に哀願するゆっくり霊夢、しかし回転が止むことはない 俺は縦に、横に、八の字に、とにかく乱暴に振り回し続けた 「…ッ!!…ッ!!」 10分も振り回しただろうか、全力でやっただけにこちらも相当疲れてきた 振り回していた腕をとめ、袋の中からゆっくり霊夢を取り出す 「ゼッ!!ゼパッ!!ゼッ!!!」 身体を斜めに傾け、白目を血走らせながら歯を剥き出しに激しく息を荒げるゆっくり霊夢 その顔は茹で上がったように真っ赤に変色し、凄まじいほどの血管が浮き出ている 呼吸するのに精一杯で、言葉を喋ることもできそうにない 袋の中は涙と涎と鼻水で酷い有様だ やがて、意識があるのか無いのか、身体をガクガクと震わせながらも俺から必死に遠ざかろうとしはじめた 「ゼパッ!!ィハッ゙!!ィハッ゙!!」 あまりの苦しさに、荒げた息から声が漏れる そして間も無く、その足がピタリと止まる 「…ッ」 「………ッ」 「………ウッ!……ンッ!……ンッ!」 激しく荒げていた息は止み、身体は大きくポンプのように上下する 「……ッん゙ェ゙え゙!!!!」 ゴボッ 鼻と口と目の隙間から 大量の吐瀉物が吹き出る 「ん゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ッ!!!!」 決壊したダムのように、あるいは壊れた蛇口のように 茶褐色の吐瀉物が、無尽蔵に溢れ出てくる 「ェェ゙ッ!!!……カッ!!……ゼハッ!!」 やがて大量の嘔吐は止み、斜めに傾きながらも吐瀉物の海の中で必死に呼吸をするゆっくり霊夢 「…カッ!!…ハッ!!…ハッ………んんんィ゙ェ゙ッ!!」 しかし間をあけると、再びえづき、嘔吐をしはじめた 嘔吐のせいで呼吸が出来ないのだろう、口をパクパクとさせている ゴポッ 「んん゙ん゙ォ゙お゙え゙゙あ゙!!」 ボトボトとその音は止まない 「んっ!!んふッ!!んふッ!!カッ…ふッ!!」 ギリギリと歯を食いしばって吐き気を耐えるが、非情にも嘔吐感の波は間をあけてゆっくり霊夢を襲うのだった 「ゆ゙ぐッ…ッ!…んふっ!ゆ゙ぐッ…ッ!…ンエレ゙ッ!!」 ゆっくり霊夢の嘔吐音を背に、俺は再びコンビニに足を向けた ~ゆっくり霊夢と遠心力~ END 選択肢 投票 しあわせー! (12) それなりー (4) つぎにきたいするよ! (3) 名前 コメント すべてのコメントを見る